金融システム論講義要項
2015年度 後期(秋学期) 月・2

3〜4年 担当:高橋豊治
学習到達目標

金融仲介理論の基本を把握するとともに、金融システムと資金チャネル,金融市場,金融組織の役割を理解することを目標とします。

講義概要

この講義では,以下の点を中心に,教科書に従って学んだ後,教科書出版後の金融システムの変遷や課題について,最新の情報をもとに検討を加えます。

  1. 金融仲介理論の基本
  2. 金融システムと資金の流れ
  3. 金融市場の役割
  4. 金融組織の現状
成績評価方法
  • レポートの成績(70%)と、授業時間内での発言・質問等、授業への貢献(30%)を総合して評価します。
  • 授業への貢献の点数化方法をはじめ,成績評価方法の詳細については、初回の授業時に説明します。ガイダンス資料(初回の授業終了後アップする予定)を参照してください。
学習上・履修申請上の留意点
  • 詳細な講義内容と成績評価については,初回の講義時に説明しますので,受講希望者は必ず出席してください。初回講義を欠席すると、さまざまな不利益をこうむることになりますが、その責任は本人にあることを十分自覚してください。
  • 受講生は、インターネットとMS-Officeを利用できる環境を確保してください。
  • 講義資料は、このwebsiteからダウンロードできるよう準備しますので、各自事前にプリント・アウトして、授業に持参するようにしてください。
  • いかなる理由であっても、授業に出席できなかった人へのフォローは、このwebsite以外では行いません。
  • 授業についての質問(講義内容、成績評価方法などすべてについて)は、原則として、授業時間中またはその前後の休憩時間のみで受け付けます。ただし、大学メールアドレスからのルールに従ったメールでの質問に限り、例外として受け付けます。ただしその際も回答は,原則として授業中に行います(詳細はガイダンス資料を参照してください。)。
科目等履修生受入の可否及び人数
特別聴講学生(単位互換生)受入の可否及び人数
教科書・参考図書等 書名をクリックするとamazon.co.jpのサイトが開きます

教科書

  • 岡村・田中・野間・藤原 著 『金融システム論』 有斐閣 (2005/09) ISBN:464116245X

このほか必要な資料は,websiteを通じて配布します。

参考図書等

このほか必要に応じて講義の中で紹介します。参考図書等のリストはこちら

授業計画 講義内容は、必要に応じて変更することがありますので、ご注意ください。
  1. Introduction
  2. 金融システムと資金チャネル
  3. 間接金融:金融機関による資金仲介チャネル
  4. 金融市場:マーケットを介した資金チャネル
  5. 市場型間接金融:新しい資金仲介チャネル
  6. 公的金融:政府が関与する資金チャネル
  7. 金融システムと実物経済
  8. 戦後日本の資金チャネル
  9. 金融市場の機能と類型化
  10. 短期金融市場
  11. 資本市場
  12. 外国為替市場
  13. 日本の金融組織
  14. 金融システムの安定性
  15. 全体のまとめ
詳細な日程・内容・配布資料等は、こちらで順次公開しますので、必ず事前に確認してください。
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最終更新日:2015年01月22日